佐礼谷窯のDM

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12/3  2015


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数年前から、
愛媛の伊予市中山町、佐礼谷という場所で
陶芸を生業にしている叔父の、
年二回開かれる窯開きの展示DMの制作をしています。

今、その窯開きのまっただ中である佐礼谷は、
山の中にあって
とうとう師走をむかえたこの季節の寒さの中、
窯を開いてから25年という月日が流れた
熱のこもった叔父のうつわたちが、
きっとたくさんの方の手に取られていることと思います。

わたしが制作に関わる以前から、
展示はがきには
写真はなく、
叔父の文章が全面に入る、という
陶芸のDMにしてみると、一風かわった赴きのものでした。

そしてわたしが制作するようになってからは、
文章とともに、わたしの挿絵が入っています。

今年は、
叔父が窯を開いて、25年。
25周年、初冬の窯開きです。

今回の
叔父の文章の中に、
「無常」、
ということばがでてきますが、
39歳で陶芸の道に入った叔父の、
それまでの人生と、そしてそこからの人生を思うと、
この言葉のおもみが
ひしひしと伝わってきます。

ものつくりは、
抱えきれない何か、それは想い、といったらいいのかもしれませんが
そんなどうのしようもない何か、を
自分の中、人生に発見し、そこを歩み進むための術。
と、わたしは思っています。

数々の者を、見送ってきた、
見送らざるをえなかった
叔父の人生とは
一体どんなものなのか。
土との対話は、
そんな見送ったものたちとの対話でもあったにちがいなく、
来る日々は、

青く澄んだ空 

ふき荒れる嵐 

風が音をたててとおりすぎる

そんな情景とともに
ことばにならない思いが
原動力となり、
25年という年月をかさねたのではと
思います。

叔父の創るうつわたちは、
そんな日々の情景そのものかもしれない、と感じます。
素朴で、
力強い、
生活のうつわ。
人の暮しそのもの。

来年こそは、
このblogで
叔父の、佐礼谷窯の仕事をご紹介したいです。
現地へ行って!

機会などもしあれば、
佐礼谷窯へぜひ訪ねていただけたらうれしいです☆



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by hikaridon | 2015-12-03 00:02 | 制作&日々のこと | Comments(0)
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